人のルーティングメモ@パリ

(1) 到着時の空港⇒市内
前から便利なチケットがあることは判っていたので,空港のRER駅にて購入。
べんりやで〜

「パリビジット」と呼ばれるこの券は,1日,3日,5日券があって,ゾーンごとに値段が決まっている。移動手段は,RER(近郊連絡網),メトロ,バス,空港までの連絡線,モンマルトルのケーブルカー,イルドフランス内のSNCFが無制限利用可能でチョー便利。

パリを列車で移動するにはゾーンを知る必要がある。

  • 市内と近郊外がゾーン1〜3:ほぼ市内のみ
  • 市内と郊外がゾーン1〜5:ヴェルサイユ,CDG空港,オルリー空港,ユーロディズニーも
  • 市内とイルドフランス全域がゾーン1〜8

これで,基本的な移動はOKだった。

ちなみに券が有効な時間。
3日間券を購入(37.35ユーロ)したが,「3日」の意味するところは,日付での3日。最初に使った日が1日目。72時間ではない。最終日(4日目)午前中の移動には使えなかった。
パリはアテネと違って,ケチだなぁ〜。


後から判ったんだけど,「カルトミュゼー」と言う美術館用の通し券も在るらしい。
1日券18ユーロ,3日券36ユーロ,5日券54ユーロ
こちらの方が得だったかも?
今回行った所は,計44.5ユーロ


(2) 通常のメトロ
窓口で買うには『アン チケ シルブプレ』
-1枚単位は「チケ」 1.4ユーロ
-10枚単位で「カルネ」10.5ユーロ


(3) 空港への帰りの移動
しょうがないので,帰りの移動はバスで。
モンパルナス駅からCDG空港までのエールフランスバス。12ユーロ。
バスターミナルが判りづらくて迷う…。
日本発着のエールフランス便はターミナル2Fが基本なので,荷物を渡すときはそう言う。



パリの人に対する考え方は,ギリシアと違い性悪説
メトロの扉は,まさにゲート。壁になっている(7年前よりでかい!!)。ようやく一人が通れる幅で,チケットを入れないと開かない。
メトロの出口では券は要らないが,体重を乗せないと開かない壁。
逆から入れない様になってる。

それから列車は基本的にアナウンスなし。
乗り降りはすべて自己責任。もしくはその辺の人に聞く。

なおかつ,不正がばれたときの罰が大きい。
RERでヴェルサイユへ行ったときは,隣に乗っていた外国人の団体が検札につかまっていた。
知らぬ間にチケットの無効ゾーンに入ってて回ってきた検札に御用となった様だ!


帰って来て,家の近くまでのバスに乗ったときの運転手が対照的で笑った。
停留所のアナウンスに加え,ご丁寧に,「動きます」,「止まります」,「曲がります」までわざわざ。五月蝿いったら無かった。平和な国だこと(笑)