真皮指紋センサ S1 (SX-Biometrics Suite with S1)

先々週のビッグサイトでの組み込みシステム開発技術展の会場内での出来事。
京都にあるSilex technologyというメーカーに立ち寄った際、最初は、802.11nのモジュールに目が留まりブースに立ち寄ったんですが、お話をいろいろと伺っていると、展示され居ている製品を格安\1,000!で即売をしているとのこと。
即座に「買います!」と答えてました。(ああ、またこまごまとしたモノが増える・・・。)

普段なら軽く\1万〜するものが1000円なんで、せっかくなので、ものは試しです。
iPod用のワイヤレスDOCと真皮指紋認証センサの2つを購入してしまい、ブースの方を恐縮させてました。。。

バイオメトリクスの代表格、指紋認証センサ、ちょっと前からは携帯電話(富士通が多かった?)に搭載されたりとか、最近は確かバイオノートなんかには当たり前のように搭載されていますね。
とはいえ、僕自身、身近なところで使ったことが全くなかったのですが、こんなところで出会えるとは、幸運でした。

使う時間がなかなか時間がなかったんですが、ようやく今日PCにつないで使ってみました。

最初に、ドライバ類をインストールし、あわせてWindowsのログインアカウントに対応した指紋を登録。
指紋の登録は、スキャナになっているセンサ部分に対して、登録したい指をなぞって指紋を読み込ませる。1本の指を登録するのに、3回の読み込みを行い、特徴点データを採取して品質を確かめて登録する。割とすんなりとできましたよ。

機能としては、主に4つ。
 Windowsログオン
 大切なファイルをロック
 スクリーンセーバーロック
 IDやパスワードを代理入力

まずは、Windowsログオンを行うようにしてみましたが、きっちり動いてます。

ということは、逆に、このセンサがないと、当然だけどログオンできなくなったため、センサをなくすと大変!?
(アカウントとパスワードを登録しているので、抜け道があるかもしれませんが・・・まだ不明)


個人的には、どの機能も、個人で使うには、ひと手間増えるだけで、まあ要らないかなぁ〜と言ったところです。(大切なファイルにロックが掛けられるのは、ムフフ動画を保存するには使える!?笑)ノートPCのキーボード上にあるとかならまだ良いですが、今回の様に、個人が外付けでノートPCにつないで使うのは、想定されている用途とはちょっと違うかもね。

やれPCを無くした、社内の特許データが盗まれたとかで、企業の情報漏洩が騒がれる中で、やはりどちらかというと、ビジネスユースの方が使う用途があるんでしょうね。付属のログオンソフトには、最大で32ユーザーが登録可能です。(あ、認証センサなので、PC無くしたとかには、意味をなさないかも・・・?)


指紋センサ自体は、何か別の機器に搭載して、個人認証を用意に行う術として使うのはアリかもしれなぁ〜なんていろいろと想像中です。