LinusかBillか?-今日までタダ

スペイン発の無線LANサービス「FON」が,国内でも立ち上がっています。

 https://jp.fon.com/

これは,ブロードバンド海鮮,いや,回線を持っているユーザーみんなで,家等にアクセスポイント(AP)を設置して,それをシェアして使おう!,という画期的な取り組みです。


FONのサービスに登録・加入して,配られる,無線LAN APを自宅に設置し無料で他の人に開放すれば,外出中も同じ様に開放している別のユーザーのAPを使えます。タダ乗りです。
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 こういう無料開放ユーザーをLINUSと呼ぶ。
 (無料OSLinuxの開発者リーナス・トーバルズになぞらえて)
 

さらに,ほかの人に有料でAPを貸すことができるサービスもある(国内では未定)ので,自宅の立地条件さえよく,人がよく集まる場所にAPを設置することができる人ならば,小遣い稼ぎができそうです。
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 こういうユーザーをBILLと呼ぶ。
 (いわずと知れた,Windows帝国を築いた,ビル・ゲイツ?)

というわけで,このサービス,APを設置するユーザーが増えれば増えるほど,サービスの効果は上がる・・・はずです。


しかも,今日(9日)までに登録を済ませれば,無線LAN APが機器代は無料,送料945円でもらえます。



しかしまあ,こうやって機器を無料で提供する以上,機器の調達コストが初期は大きくマイナスになるのでしょうけど,ビジネスとして,どうやって回収し収益を上げていくのか???ってのが見ものです。
Googleが付いているだけに,アクセスすると,まず最初に広告が出るようになるとか,そういう感じでしょうか)
 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/12/04/14122.html


無線LAN APって1台4〜5000円はするはずなんだけど,国内でAP売っているメーカー(Buffaloやコレガ,IOデータ)などにしてみたら,たまらないものが出てきたことになるし・・・そっちも見ものです。


いろんな意味で,今後の注目度は結構大。