Design Wave magazine 2007年2月号


・特集1:実装で失敗しないための基板設計技術
本屋で手にとってみたところ,基板の実装技術が載ってて,思わずそのままレジへ。
メーカーの中国工場にて,実際の生産現場を見る機会があっても,いかんせん基礎的な知識が欠けているので「あかんなぁ〜」と思っていたところだったので。
最新の技術情報を織り交ぜながら,読み易い雑誌でこういう特集をしてくれると大変ありがたい。

また,昨今話題の部品内蔵基板について触れられている。受動部品でも抵抗はバラつき大,コンデンサなどは大容量を確保できない等,まだまだ,発展途上の技術であるということ。


実装技術については,製品として使われる時の電気的な性能を考えるのは当たり前なのだが,製造時の熱応力などの機械的な性能も,工程品質を確保していくと言う面では重要であると言うことを再認識させられた。
このあたり,実際の製品において部品実装などを自分の目の届く範囲(要は自社の工場)で行わないと,だんだんと設計時に考慮しなくなってしまうということも出てくるのかなぁ〜と日々実感している。


単に人件費の安いところで作らせるのではなく,製造にかかる基本的な技術は,蓄積し内部で持っておくようにしないといけない。